ツルボ(蔓穂)の栽培方法
ツルボは普通に生えている雑草ですが、花が美しいので山野草としても栽培されています。
日本在来の球根植物なので丈夫で育てやすいため、以前から育てています。
このページではツルボの育て方を解説しています。
ツルボとは
以前はユリ科に分類されていたそうですが、最近ではヒヤシンスに近い、キジカクシ科に分類されています。
そういわれてみると、花がヒヤシンスに似ていますね。
日本のほか、中国朝鮮半島、台湾島にも分布しています。
春と秋に葉を伸ばし、夏と冬は球根で過ごします。9月頃に花を咲かせます。
育て方
日当たりのよい庭のような場所が好みのようです。雑草なので放置していても育ちますが、草取りをせずに背の高い雑草を生やしておくと、いつの間にか無くなってしまうので、時々手入れは必要です。
我が家では庭の隅にほぼ放置状態で植えています。
鉢植えにするときは、広くて浅い鉢に球根をたくさん植えて育てると花がたくさん咲いてよいです。
植え替え
球根植物なので、放置していても花は咲きますが、数年に一度は掘り出して植え替えてあげるとよいでしょう。球根がたくさんできているので、容易に増やせます。
上の写真では葉が出てから植え替えしていますが、出る前の方がよいと思います。
家で育てているツルボは、近くの神社横にある子共相撲の土俵に生えているのももらってきたのですが、一緒にカラスビシャクの球根も交じってしまっていて、似ているので取り分けられず、一緒に育てています。
球根が増えたら、ネットで販売してみようかなと考えています、大したお金にはなりませんが。
花の時期
9月くらいに赤紫色の花を咲かせます。花の期間は2週間くらいで、鑑賞するには短め。雑草なので仕方ないですかね。
最終更新日: 2018-08-21 05:01:11