アリジゴクの飼いかた
軒下の乾いた砂にアリジゴクが巣を作っていました。捕まえて飼育してみました。
アリジゴクはウスバカゲロウの幼虫のことです。
アリジゴクは最も飼いやすい昆虫の一つ
捕まえるの簡単だし、逃げることもありません。庭にアリの巣があれば、餌に困ることのないので、アリジゴクは飼育が簡単な昆虫の一つだと思います。
ただし、飼育に見えるのは穴ばかりなのですが...
アリジゴクの捕まえ方
家の軒下や倒木の下のいつも乾いている砂地を探すと、すり鉢状の巣があります。下の写真では3つほど写っています。
小さなスコップですり鉢の砂をごっそりとれば、中にアリジゴクがいます。逃さないようになるべく多くの砂を救うのがコツ。
失敗して見つからない場合は、砂を元に戻しておけば、翌日にはまたすり鉢ができています。
ページ一番上の写真がアリジゴクの姿です。この写真を撮影したときは、なぜか巣を出てとぼとぼと歩いていました。
住み心地が悪いと引っ越しするのでしょうか?
飼育容器
ペット樹脂の海苔が入っていた容器があったので、これにすくった砂ごと入れました。あとは振動しないところにおいておけば、勝手にすり鉢状の巣を作ってくれます。
容器の置き場所は、直射日光の当たらない場所がよいと思います。
餌のやり方
家の玄関の近くにアリの巣楽天 があるので、毎日蟻を捕まえて、瓶の中に放り込んでいます。
アリがすり鉢に落ちかかると、アリジゴクが下から砂をかけて引きずり落として捕まえます。
飼育中はアリジゴクの姿は見えず、この砂かけの様子くらいしか観察できません。
観察動画
アリの捕食の様子です。たまたま巣の中に小石が入っていたので、小石を投げつけています。
最終更新日: 2019-07-03 07:44:41