ブルーベリー挿し木の方法と時期、コツ
庭に数株のブルーベリーを植えています。毎年たくさんできてうれしいのですが、「場所に余裕もあることだし」と思い、挿し木をして増やしてみることにしました。
写真付きで実際の作業を紹介します。
ブルーベリー挿し木のコツ
ブルーベリー楽天 は挿し木のむつかしい木ではないので、コツさえつかんでおけばうまくできます。
時期、用土、挿し穂、管理、をうまくすれば大丈夫。
挿し木の時期
最も一般的な適期とされる梅雨の間に行いました。具体的には6月14日。
用土
ホームセンターで売っている挿し木用の土でよいのですが、今回は赤玉土とバーミキュライトを半分ずつ混ぜたものを使いました。
肥料は厳禁です。入れると失敗します。肥料を与えるのは発根してから与えます。
挿し穂
太くて充実した、今年伸びてきた枝を使います。
下の写真、左は合格品、右の3本は細すぎで心もとないですね。
ルートンという発根材を使うと成功率が上がります。これは買いましょう。
管理
植えた挿し木は直射日光の当たらない明るい日陰に置きます。光を通すカバーをつけて湿度を逃がさないようにしておきます。
実際の作業方法
まずは挿し穂を採集します。この木から採りました。写真右上の枝などが好適です。
挿し穂は長さ10㎝ほどに切り、葉っぱを2枚ほど残して取り去ります。根本は水につけた状態で斜めに切ります。そのまま水に2時間ほどつけて水揚げをします。
水揚げしている間に挿し床を準備します。ポリポット24個に用土を入れ、たっぷり水をかけて濡らしておきました。
挿し穂を挿しますが、その前に発根材「ルートン」を根本の切り口につけてあげます。粉なので、濡れた挿し穂をつければくっつきます。
割りばしなど、清浄な棒を土に挿して穴をあけ、そこへ挿し穂を挿します。
最後に軽く水遣りをしたのち、カバーをかけて、日の当たらない明るい日陰において管理します。用土の状態を時々チェックして、乾いてきたら水をやり、発根を待ちます。
挿し木後の経過
8月22日、猛暑も終わりかけたのでカバーを外しました。
9月11日、大きな蜂に植え替え。当初24本挿し木しましたが、約半分はかれてしまいました。
13本を植え替えです。
10月16日、新芽が伸びてきましたが...棒だけになってしまった鉢もあります。
一年後、5月の様子です。花芽が付きましたが、枝葉を充実させるために摘みました。
秋くらいに路地におろそうかと思っています。今年も挿し木をして徐々に増やす計画です。
最終更新日: 2019-06-07 08:10:59