ホオの木の栽培記録
庭にある朴の木、実がついたので種まきしてみたら、忘れたころに芽が出たので育ててみることにしました。
栽培記録です。あまり朴の木を栽培する人はいないと思いますが、育てようと思う方は参考にされてください。
ホオの木とは
ホオノキはモクレン科化の落葉高木で、樹高は30mにもなります。日本原産の植物ではもっとの花が大きく、花の直径は15㎝以上になります。
葉も大きく、40㎝ほどにまでなり、同じく大きなトチノキと肩を並べます。
葉に殺菌作用があるため、朴葉寿司や朴葉味噌など、食べ物をまいたり食器の代わりに使われたりしました。
樹高が高くなるので庭木には向きません(うちの庭にはありますが、毎年剪定して低く抑えています)。
花と種
花は5月ころ咲きます。下の写真は5月9日に撮影したもの。
モクレン楽天 科は被子植物ではかなり原始的な位置にあるそうで、花弁とガクの区別がないそうです。
9月になると、花の中心にある突起が膨らんで果実になります。
9月末にはこの実が乾燥してはじけ、中の赤い種がこぼれてきます。
種まき
9月末に、この種を5粒ほど蒔いておきました。
翌年6月、忘れていた植木鉢から見知らぬ葉っぱがのぞいていることに気づきました。よく見ると朴の木の芽、5粒蒔いたうちの1粒だけが芽吹いてくれました。
発芽率は25%ですね。
成長
翌年春にはこんなに大きくなって、すでに植木鉢が手狭です。
家にはすでにホオノキはあるので、庭に植えるわけにもいかないし、こんな木もらってくれる人もいないしで既に持て余し気味、困りました。
最終更新日: 2019-06-04 07:34:49