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ラズパイ(Raspberry pi)でタイムラプス(微速度撮影)
ラズパイ(Raspberry pi)にUSBカメラを付け、Javaで制御してタイムラプス撮影出来るようにしました。
このまえ作ったラズパイ楽天 のソーラー給電システムに
UBSカメラ
楽天 を追加したものです。制御プログラムは
Java
楽天 を使いました。
ラズパイ上のJavaでUSBカメラを利用する
Webcam CaptureというAPIを入れれば、JavaからUSB
カメラ
楽天 の映像を入手することができます。Windows用もRaspberryPi用もあります。
コードを書くのはラズパイでは不便なので、PC上で書きました。書き終えてからラズパイにJavaファイルを移動させ、ラズパイ上でコンパイル。Jarファイルを生成しました。
「Webcam Capture」APIはWindowsとラズパイ(linux)では共用できないので注意が必要です。
詳しくはこちら辺りをご覧ください。
Javaのコード
Swingを使ってGUIプログラムにしました。WIFIで屋内のPCにデスクトップ画像を飛ばして制御します。
GUIフレームにはカメラ画像、撮影開始/終了ボタン、撮影間隔入力テキストボックスを配置しています。
カメラは外ですが、カメラの移している画像は家に入らないと見れないので、結構不便でした。カメラを大体の位置に固定し、家に入って確認、外へ出て微調整...を何回か繰り返します。ノートPCかタブレットで表示できれば楽なのですね...。
スレッドを組み込み、1秒ごとに前回の撮影時刻からの経過時間を調べて、所定の時間が経過していたらカメラの画像をラズパイ内に保存します。
撮影が終わったら、PCへ画像を移動し、PC内で画像を動画化します。
長時間撮影するときのために、日の出日没時刻のリストを用意しておき、日が出ていない間は撮影を中止出来るようにしておきました。
まずは花の開花動画を撮影してみましたが、雲の動きや日没時の明るさの移り変わりなどお撮影してみたいと思っています。
USBカメラでの微速度撮影
手もちのデジタルカメラにもタイムラプス撮影機能がついているのですが、ラズパイでも作ってみました。
デジタルカメラでは融通が利かない部分もあるので、自分でプログラムを組んで好きなようにカスタマイズできるものが欲しかったのです。
しかし、SUBカメラを使う場合の不利な点もあります。
画像が良くないのは仕方ありませんね。ただ、動画化する戸ファイルサイズが大きくなってしまうので、どうしても画像サイズは小さくなりがちです。なのでこれはあまり不利ではありません。
困るのは、自動調整です。デジタルカメラの方は、タイムラプスモードになると、シャッター速度やピントも固定して撮影を続けます。USBカメラはそれが出来ません。
撮影中に晴れたり曇ったりすると、露光調整をしてしまいます。単枚で見れば普通なのですが、動画にすると不自然になってしまいます。
どちらも一長一短というところでしょうか。撮影条件に適した方を選んで撮影していこうと思っています。
最終更新日: 2017-05-10 11:08:14
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