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服を茹でて化学物質過敏症対策

化学物質過敏症で、いろいろな物で苦しくなります。服(特に下着)でも苦しくなるため、対策として茹でたら改善したので詳細を書いておきます。
同じように苦しんでおられる方の参考になればと思っております。

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化学物質過敏症の原因物質はかなり個人差があると思うのですが、私の場合、「服についているなにか」もその一つです。
洗剤に含まれている香料が非常に強烈なのに対し、この「なにか」の刺激はよわくて、普通に生活するぶんには大丈夫なレベルです。
しかし、布団にはいって寝る時、空気の澱んだ状態では辛くなってしまい、眠れなくなります。
喉に近い下着の上と寝る時に着るカッターシャツ(パジャマなどのふさふさした布は素材がダメなので、古くなったカッターシャツを着て寝ています) を煮て「なにか」を落としたところ、これ以降安眠できるようになりました。
なぜ煮たかというと...どこかで(多分SNS)このような対策をしているというのを読んだ記憶があるためです。
いろいろ試している中で、たまたま煮てみたら効果があったということです。
自分には効果があったのですが、他の人にも同様に効果が現れるかどうかはわかりませんので、試してみる方はご承知の上やってみてください。


服の煮洗い

容器に水を入れて沸騰させます。
容器は、私の場合、古くなって捨てる予定だった炊飯器の内釜を使っています。あまり大きくないので大きな服は入らないのですが、食べ物用の鍋を使うのはためらわれるので、とりあえず手近にあったものを使ってます。食用の鍋とは共用しない方がよいでしょう。
沸騰してきたら、服を入れて棒で押し、湯に浸してから蓋をします。
水の状態から服を入れると、水の循環が妨げられて、水温にむらができてしまうので、沸騰してからがよいです。
蓋はアルミホイルを使っています。蒸気が出てくるので、換気扇を回し窓を開けて排出しましょう。
私の場合、この蒸気を吸い込んでも気分が悪くなります。室内にこもると大変なのです。
煮る時間は10分程度です。
もうちょっと短い時間で終えたこともありますが、十分な効果がなかったので、今は10分を目安にしています。
煮終えたらそのまま放置して冷やします。
冷えたら洗濯機へ入れ、この服だけで洗濯します。
これで完了。
ネットを調べると、沸騰中に洗剤を入れる方法もあるようです。私はやったことないのですが、泡が吹きこぼれそうですね。

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煮る服の種類

私の場合、下着のシャツとカッターシャツだけを煮ています。素材は綿。
化学繊維だと、恐らくとれない皺がついてヨレヨレになってしまうかと思います。
カッターシャツの襟やボタン周りの固い部分は柔らかくなってしまいます。着て寝る分には問題ありませんが、外出用には使えなくなります。

最終更新日: 2019-03-05 08:33:24

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Author: Tomoyuki Ito

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