防災士認定試験にパスする勉強のしかた
防災士の資格を得るために研修講座の受講と試験の受験をしてきました。
結果は...全問正解でバッチリ合格でした!
私の経験から防災士楽天 の認定試験を合格する勉強方法を紹介します。
資格取得までの流れ
まず申し込みと費用の振り込みをします。
すると、研修講座/試験日の1月くらい前に資料が郵送されてきます。
資料の中身は、防災士教本、教本の要約と模擬試験問題集、レポートとレポート回答集その他です。
この資料が届いたら、さっそく教本を読んで勉強を始めます。
講座開催までに、消防署などで救急救命講習を受けて、認定証を貰っておきます。救急救命講習は受講するだけで認定証がもらえます。
最後に研修講座を受講し、そのあと試験を受けます。
試験後、10日くらいで合否通知が郵便で届きます。
認定に必要な条件
防災士資格取得試験で合格点を取得することはもちろんですが、他にもいくつか条件があります。
研修講座を受講すること(2日間)
救急救命講習を受けていること
事前に配布されたレポートを提出していること
レポートは穴埋め式です。答えは教本に書いてあるので、文章の中から探して記入します。
間違いが多いと返却、再提出になります。私の受講した時は10人にひとりくらいの人が再提出になっていました。(レポートは2日間の研修初日に提出、研修中に採点、返却されます)
教本をよく読めば答えは必ず書いてあるので、正しく記入しましょう。
資格取得費用
受験料6万円、振込手数料数百円
証明写真900円
交通費4000円ほど
私の場合、このくらいかかりました。自治会から依頼を受けて受験したので、受験料は町から貰えたのですが、そのほかは自腹。交通費が結構痛かったです。
試験内容と平均点
試験は3択式で30問出題されます。70点以上は合格。すなわち、9問間違いまでは合格です。
3択なので適当に選んでも1/3の点はとれますね。
講座の中で講師の方がチラッと言われていましたが、合格者の平均得点は95点だそうです(本当かどうかは知りません)。
問題は教本に書かれた内容(文章)から出題されます。応用問題とか、いじわる問題の類はありません。普通にしっかり勉強すれば90点くらいはとれると思います。
試験勉強の方法(過去問は不要)
教本が300ページ以上あり、31講に分かれています。1月くらい前に届くので、すぐに開けて毎日勉強すれば、1日1講づつ読んで終わる計算になります。
私の場合、旅行に出ていて開けるのが遅れたことと、土日を休みたかったので、1日2講づつ読むことにしました。1講読んでレポートに回答の記入するのに1時間ちょっとかかります。
なので、勉強時間は、復習も含めて60時間くらい確保しておきましょう。
一度に読むと疲れるので、私の場合朝晩2回に分けました。
教本を読んだら、レポートを記入します。教本の文章にある重要な言葉を記入するのですが、答えは教本にあるので探して記入すれば100%正解します。
読んだ後にレポートに取り組めば復習になるので良い構成だと感じました。
私の場合、読んですぐに同じ個所のレポートに取り組みましたが、今読んだ所ではなく、前回読んだ所のレポートに取り組んだ方が効率よく勉強できたと思います。
レポートは文章をよく読んで、正しく記入しておきましょう。誤記入すると再提出になってしまいますよ!
試験の前に2日間の講義があるのですが、この講座を聞いても試験で点はとれません。講座自体は大変面白くて良かったのですが、試験とは関係がない内容が多いです。
「事前に勉強しなくても、講座を聞けば大丈夫かな」と思って勉強しないと必ずひどい目にあいます。気をつけましょう。
用意するもの
試験があるので、筆記用具は必ず持ってゆきましょう。回答欄に記入するために鉛筆と消しゴムが必要です。
合否通知の封筒の宛名も自分で書きます。こちらはボールペンで書くので、ボールペンも準備しておきます。
初日にレポートを持って行き、提出します。
証明写真、救急救命講習の受講証のコピーも提出します。
その他、教本、弁当飲み物などを持ってゆきましょう。
受講生たち
私が受講した時はちょうど100名ほどの人が集まりました。
年配の人が多く、若い人はほんの数名でした。
役所や消防団、自治会、企業などから依頼されて受けに来た人が多いようですね(私の場合は自治会から依頼されました)。
個人的に興味を持って受けに来られた方もいたようです。
全般的にみなさん積極的で、グループワークなど率先してリーダーや発表係に手を挙げる人が多かったです。
最終更新日: 2019-11-12 07:37:36