防災リュックの中身
熊本の震災で非常持出し袋(防災リュック)のことを思い出して中身を確認したら、案の定賞味期限切れ、電池切れのものばかり入っていました。
リュックの中身は定期的に確認しないといけませんね。
非常持出し袋に入っているもの
放置していたリュックに入っていたもの。
電池なしラジオ1、電池切れ懐中電灯1、空単一電池2、手回発電ラジオ1、 賞味期限切れカンパン缶4、
賞味期限切れα化米2、救急小箱、ばんそうこう、圧縮タオル3、ライター、なぜか爪切り。
カンパン缶は6年前、α化米はなんと12年前に賞味期限が切れていました。
とっさにこれを握って逃げ出しても、落ち着いてから開けたらがっかりですね。
中身を入れ替えようと思うので、入っていたら良いものを調べてみました。
飲料水、非常食
懐中電灯、ラジオ
お金(小銭も)、保険証、身分証明書、通帳のコピー
薬、救急箱
筆記用具、ハサミ、カッターナイフ、ライター
タオル、着替え、軍手、雨合羽、耳栓、アイマスク、マスク
ポリ袋、トイレットペーパー、ポリバケツ
レジャーシート、アルミブランケット
これだけあれば安心ですが、全部リュックには入りきれません。
よく考えてみると、防災リュックの目的を考えて中に入れるものを選択すべきなのだと感じました。
防災リュックの目的
とりあえず家が危険だから、ひとまず離れる。すぐに家に戻れる、
というのであれば、当座をしのぐだけのもの。最低限の食料と保温の出来るアルミブランケットくらいを入れておけば大丈夫そうです。
家を出て避難所へ直行、毛布や非常食が避難所にあるのであれば、耳栓やアイマスクなどプライベートを守るための物も入れておくとよさそうです。
つまり、防災リュックを背負って向かう先によって中身を選ぶべき。
私の場合はどう行動するかというと...そういえば何も考えていないです。避難場所も知らないし、あはは。
もう一度持ちだすものを考える
今考えたのですが、住んでいるアパート(単身赴任先)が危険になってしまったら、とりあえずは駐車場の車に移動ですかね、私の場合。
ならば持ちだすものは車のキーと財布、カードくらい。出来ればPCのバックアップディスク。
最低限の食料と水、アルミブランケットは持ちだすよりあらかじめ車に積んで置いた方がいいですね。情報は車のラジオ/テレビがあります。
防災リュックと備蓄
もしアパートが無事なら、車へ移動する必要もありません。大地震が来たら浴槽に水を溜め、あらかじめ用意していた食料と水で数日間過ごせばしのげそうです。
となると、必要なのは非常持出しではなく、備蓄。
結果的に用意するもの(私の場合)
車に最低限の水と保存食、アルミブランケットを積んでおくことにしました。
それから、非常持出しに食料と水、そのほか細々したもの。部屋の隅に非常食と水。
被災時の最良のケースは部屋が無事な場合。この時は部屋、リュック、車の糧食を使ってしのぐ。
部屋がダメな場合は、リュックを持って車へ移動。リュックを持ちだせなくても、車のキーがあればとりあえず大丈夫。
車もダメな場合はリュックだけ持って避難所へ。食料は少ないけど、避難所の食料、資材に頼る。こんな感じになります。
定期的にチェックして中身を入れ替える
食料、水、電池、薬品は年に1回くらいは確認して入れ替えないといけませんね。期限の近い食料は食べてしまう。
6年前のカンパンは普通に食べられました。
最終更新日: 2016-04-20 05:42:22