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浅草木馬館大衆劇劇場

半年ぶりに東京へ旅行してきました。いつもは寄席を見るのですが、今回は志向を変えて、大衆演劇を見ましたので、その感想を書きます。

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浅草木馬館とは

常設の大衆演劇場で、毎月いろいろな劇団が交代で1月間公演をするみたいです。
歴史はとても古く、明治のころからあるそうですが、現在の大衆演劇をするようになったのは昭和52年から。それ以前はストリップ劇場だった頃もあるそうです。
私が行ったときは、劇団天華という劇団が公演をしておりました。

入場のしかた、予約、混み具合

訪れたのは日曜日の午前11時30分くらい。公園開始は12時だったので、30分くらい前でした。
劇場の前では役者さん数名が立っていて、客寄せをしています。
お昼を食べてなかったし、まだ時間があったので、「とりあえず話を聞いて、食べてから入場しよう」と思い、受付で聞いたところ、外出券を渡すので、いったん入ってから外出してもいいですよ。とのこと。
そんなわけで30分前に入場しました。この時すでに席は2/3以上埋まっている感じでした。上演中に入った人の中には、小さな補助いすに座った人もおられたので、早めに入場した方がよさそうです。電話で予約することもできるようですね。

館内の様子

浅草木馬館

席へは案内係の人が誘導してくれます。私は後の隅っこの方に座りました。
お客さんの半分以上は常連さんという感じ。そんな人たちは前の方に席をもらっています。上演前の時間には、客同士席を訪問して楽しそうに話をされていました。常連さんの平均年齢は70歳くらいかな。
席では飲食可能。ビールを売っていたので席で飲みました。おにぎりとかもあるみたい。外で食事をする予定でしたが、ビールを飲んだら「もういいや」となってしまい、そのまま席に留まりました。

劇のスケジュール

昼の部は12時から3時半。踊り、演劇、踊り、の3部構成で、間に15分くらいの休憩が入ります。
休憩時間が長いので、トイレに行ったり、売店で買い物をしたり、ゆっくりできました。お年寄りが多いので、長くしているのだと思います。
役者さんは男性が多くて、「イケメン」がそろっていますね。劇はオリジナルの時代劇で、なかなか楽しめました。
浅草木馬館

踊りの場面では、客席から足腰の立たないようなおばあさんが舞台に近づいてゆき、役者の懐に1万円札を入れてゆきます。
中には一人で何人もの役者さんに渡す人もいて、裕福な老人も多いのだと感じました。

感想

大衆演劇は初めて鑑賞したのですが、一言でいうと「ばばあ向けホストクラブ」という感じ。
チャンバラして「赤城の山も今宵限り」なんてセリフをはく劇をするものかと思っていたのですが、実際はちょっと違っていました。
役者さんは、劇の時は和服ですが、踊り(ダンス)の時はスーツを着たりして、そこだけ見ると、ほんとにホストクラブです(行ったことないけど)。
上の写真は終了後に劇場間前で撮影させてもらったのですが、背景がなければホストさんですよね。

大衆演劇、とても楽しかったです。でも、次回東京にきたときは、やっぱり寄席の方に行こうかな...。

最終更新日: 2015-10-13 19:52:09

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Author: Tomoyuki Ito

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