ベルフラワーの栽培、手入れ、増やしかた
ベルフラワーの栽培、増やし方、手入れの仕方についてまとめました。自分のおぼえがき用の文章です。
歴史
ベルフラワーはクロアチアのダルマチア地方を原産地とする、キキョウ科カンパニュラ属の多年草です。
19世紀前半に発見され、日本へは大正時代に紹介されました。乙女桔梗という和名があります。
ベルフラワーの名称は、西洋の鐘のような花の総称ですが、日本では特定の品種をさす言葉になっています。カンパニュラ属の花はベル状のものが多くあります。
ギリシャ神話
オリンポスの果樹園にカンパニュラという美少女がリンゴの木を番人をしておりました。ある日、彼女はリンゴの果実をとろうとしている盗人に気付き、持っていた銀のベルを打ち鳴らし、助けを呼びました。しかし、ベルの音に驚いた盗人に殺されてしまいました。
花の女神フローラは、カンパニュラの死を悼み、少女をベルの形の花に変えたのだそうです。
特性
日当たりと風通しの良い、乾燥気味の場所を好みます。
草丈は10~15cmと小さな植物です。たくさんの紫色の釣鐘上の花を横向きに付けます。花の色は青紫が基本ですが、白いものもあります。
育てかた
日当たりを好むので、春は日の当たる場所で管理します。夏は直射日光は強すぎるので、半日陰の場所で管理しましょう。冬は霜の当たらない場所に置きます。
水はやりすぎに気をつけます。乾燥気味に管理しましょう。冬の間に5℃以下の低温にあわないと花芽ができません。過保護にせず、寒さにも当てましょう。
入手方法
3月くらいに鉢植えが出回るので、これを購入します。ベルフラワーは種ができないので、種は売っていません。
病害虫と病気
丈夫なのでそれほど心配することはありません。
花期
ベルフラワーの花期は3~6月です。
増やし方
ベルフラワーは河武家で増やします。2年に1度くらい、鉢が込み合ってきたら秋に株分けします。
最終更新日: 2014-07-14 06:13:56