沈丁花の栽培、手入れ、増やしかた
沈丁花の栽培、増やし方、手入れの仕方についてまとめました。自分のおぼえがき用の文章です。
歴史
沈丁花は中国南部およびヒマラヤを原産地とするジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑低木です。
中国では古来より、この花の香りを愛好しており、「瑞香」「睡香」と呼んで縁起の良い花としてきました。
日本へは室町時代に入ったと考えられています。日本でも強い香りが愛でられますが、茶道では逆にこの香りが避けられ、「禁花」となっています。
ヨーロッパヘは18世紀頃に伝わり、現在でも「ウインター・ダフネ」と呼ばれて栽培されています。
特性
樹高は1mくらい。花は枝先に10~20個くらい集まって咲く。
花びらはなく、がくが花びらのように見える。花の大きさは2cmほど。花の色は薄紫
園芸品種
白い花の咲く「白花沈丁花」、淡紅の花が咲く「薄色沈丁花」がある。
育てかた
移植の難しい木なので、後から動かすことのないよう、場所を決めます。鉢植えでも育てることができます。庭植えでは、水はけと日当たりがよく、なるべく西日の当たらない場所を選びます。
植えつけて数年は大目に肥料を与え、水も切らさぬように気をつけます。その後はあまり気を遣わなくても育ちます。
花が少し残っている頃に剪定します。大きくならない木なので、強
剪定
楽天 をする必要はありません。
入手方法
ポット苗や鉢植えが4月頃に販売されるので、これを購入します。
病害虫と病気
白絹病と白紋羽病に気をつけます。発病すると治すことはできません。
花期
沈丁花の花期は3~4月です。
増やし方
沈丁花は挿し木で容易に増やすことが出来ます。
最終更新日: 2014-04-28 05:55:00