エビネの栽培、手入れ、増やしかた
エビネの栽培、増やし方、手入れの仕方についてまとめました。自分のおぼえがき用の文章です。
歴史
海老根は日本、およびアジアの温帯/熱帯地域、オセアニア、マダガスカルに分布するラン科エビネ属の多年草です。
日本で鑑賞されるようになったのは室町時代の頃からで、生け花や鉢植えにされました。
しかし、エビネの栽培が盛んになったのは最近で、昭和40年代になってからのことです。洋ランブームの影響で、日本に自生するランであるエビネにも人々の関心が集まったのです。
特性
草丈は20~40cmくらい。2~7cmほどの花を10~20個ほどつける。花の色は白、赤、ピンク、黄、色、緑など、多い。同じ種であっても花の色はさまざまである。
世界中にエビネは150種ほど日本には19種ほど自生しているが、種間の交雑種も多くあり、変化に富む。
園芸品種
日本に自生するエビネを中心に交配され、多くの園芸品種が作られています。原種はすべて春咲きですが、九州沖縄産の原種を元に秋咲の品種が、ベトナムなどの熱帯産の原種を元に冬咲の品種も作り出されています。
育てかた
4月から5月にかけて、花の咲いた鉢植えが販売されるので、これを購入して育て始めます。
木陰か遮光した明るい日陰で育てます。水を絶やさぬよう、水やりには気をつけます。
2,3年に一度、植え替えと同時に株分けをします。株分けの時期は3月頃が適当です。
入手方法
鉢植えは販売されているので、これを購入します。
病害虫と病気
ウイルスと黒班病に気をつけます。
花期
エビネの花期は4~5月ですが、園芸品種により、夏秋、冬咲のものもあります。
増やし方
エビネは株分けで増やすことが出来ます。
最終更新日: 2014-04-18 21:28:19