アッツザクラの栽培、手入れ、増やしかた
アッツザクラの栽培、増やし方、手入れの仕方についてまとめました。自分のおぼえがき用の文章です。
アッツザクラはアッツ島原産ではない
アッツザクラはコキンバイザサ科ロードヒポクシス属の球根草です。1属1種で構成されます。
原産地は南アフリカです。太平洋戦争の頃、アッツ島で日本軍が玉砕した際に、兵士たちをしのび、アッツザクラと名付けて売り出した花屋があり、以降この名前が定着しました。もちろん、アッツ島には自生していません。
アッツザクラは原産地からイギリスへ渡って品種改良され、日本へは1935年ころに入りました。現在は日本国内でも品種改良が進められています。
特性
草丈は8cmほど。球根から花茎を出して、1玉に1つの花を咲かせます。
花の大きさは1~2cmほど。花びらの数は6枚。花の色は白赤ピンクなど。
日当たりと水はけのよい場所を好みます。鉢植え、花壇やロックガーデンに植えられます。
育てかた
3~4月頃に園芸店、山野草を取り扱う店で花の咲いた鉢植えが販売されるので、これを購入して育てるとよいでしょう。
水はけのよい赤玉土に腐葉土を混ぜた用土で育てます。肥料は春の間液肥を与えます。冬の低温に当てなければ花芽ができません。また、球根が凍ると腐ってしまうので、冬は軒下などで越冬させます。年間を通じて戸外で管理できます。
入手方法
球根を購入するか、花の咲いている鉢を購入します。
病害虫と病気
繁殖力が旺盛で、あまり病気はありません。
花期
アッツザクラの花期は4~5月です。
増やし方
アッツザクラは球根で増やすことができます。うまく育てると1年で球根が数倍に増えるので、早春の葉が出る前に植え替えをして増やします
最終更新日: 2014-04-08 06:13:56