人工皮革でジレーを試作
人工皮革の布地を使ってジレーを試作してみました。
人工皮革を扱うのは初めてなので、裁断の仕方、縫いかたをいろいろ考えながら作業しました。
合成皮革と人工皮革の違い
紛らわしいのですが、基材の違いで名称がわかれるそうです。合成皮革は布をベースに合成樹脂を含ませたもの。
人工皮革は不織布に含ませたもので、人工皮革のほうはスエードのような仕上がりにできるとのこと(ネットで調べた)。
表面にコーティングをするのが普通ですが、人工皮革は表裏ともスエード調の物があります。私が試しに購入したのも、このタイプの人工皮革です。
人工皮革の型紙と裁断方法
普通にいつも使っているロータリーカッターで切れました。
型紙は以前作ったものを使ったのですが、普通の布のようにダーツを入れるのは無理と考えたので、ダーツ部分で分けて裁断しました。
胸の部分のダーツのみ入れて、ウエスト部のダーツは今回省略しました。
人工皮革の端ミシン処理と縫い合わせ
人工皮革は裁断しても端がほつれることはないので、切りっぱなしでも大丈夫です。縫い合わせるのは、普通に重ね合わせてミシン掛けにしました。
普通の布のように縫って折り曲げたらどうなるのか、気になるところですが、今回はそこまで冒険せず。
縁回りは市販のバイアステープをつけて仕上げました。色が違いすぎですね。
ジレーの完成と、人工皮革を使った感想
完成しました。制作時間は2時間ほど。
初めて使う素材でしたが、意外と普通に使えました。縫いかたにいろいろ制約がありそうだし、素材自体の耐久性があまりないそうなので、
用途は限られそうですね。
着た感じはゴワゴワしてまるで「紙を着ているみたい」です。服用の素材ではなかったかも。
アイロンがけとか、普通にダーツを入れたらどうなるかも知りたいので残った
布地
楽天 で試してみたいと思います。
最終更新日: 2014-02-18 06:36:44