ソロストーブの構造
ストーブ、というか家の五右衛門風呂から出る煙をもう少し改善したいと思っていたら、このソロストーブにいき当たりました。
従来の日本の風呂とか、竈、ストーブは2次燃焼の概念がないので、一酸化炭素とか、煤とか、燃えきっていない成分が含まれています。
体に良くないし、煙突も詰まるので完全燃焼させたいものです。
で、このソロストーブとはどんなものかというと、
下の図のように2重構造になっています。内壁と外壁の間は新鮮な空気の通り道になっていて、
ここに入った空気は熱せられて上昇し、炎の先端へ勢いよく噴出して酸素を供給。
燃焼しきれなかったガスを燃やすようになっています。
「普通に燃やしていても炎の先端は空気に触れるじゃないの」と思うのですが、違いは「勢い」なのだと思います。
完全燃焼しない五右衛門風呂の構造
我が家の五右衛門風呂楽天 の構造はこんな感じです。
空気が供給されるのは焚口からだけ。燃焼を抑えるときは、焚口を絞るので、不完全燃焼すること甚だしいです。
ソロストーブの構造なんかも参考にして考えている改造方法は下のようになります。
下から金属パイプを突き上げて、炎の先端部分に酸素を供給します。
火力を抑えるために焚口を絞っても、炎の上部で2次燃焼されるので、不完全燃焼はなくなります。
ただ、この形状だと掃除が難しそうで、パイプがすぐに詰まってしまうと思います。
小型のブロアーを使って、強制的に空気を送り込むのも手かなと思っています。
最終更新日: 2013-12-04 21:16:41