新幹線の旅
単身赴任しているので、新幹線を毎週のように利用します。新幹線で片道3時間、在来線も含めると片道6時間の移動になります。
新幹線は在来線よりはずっと居心地はよいのですが、快適とは言い難いですね。
もう少しだけ広いとよいのですが。
私の経験から新幹線の旅を快適に過ごす方法、快適グッズを紹介します。
新幹線に持ち込むとよいもの
少しでも快適になるように、いろいろ道具、快適グッズ楽天 を持ち込んでいます。
アイマスク、スリッパ、携帯音楽プレーヤー、固くて大きくて薄い本...が主なものです。
新幹線で嫌な思いをするのはほとんどの場合、隣の乗客が原因です。肘掛けの取り合いってのは誰でも経験
したことがあるのではないでしょうか。
基本的には自分がお行儀よくしているのが最大の防衛策なのですが、それだけではなかなか嫌な思いをすることは減らせません。
座席指定を工夫する
新幹線の座席は南からA,B,C、通路、D,Eの順で5つ並んでいます。
昼間であれば窓際を予約することにしています。富士山が見たければE、海を見たければA席です。私はいつもAを予約しています。
Aは窓から日差しが入り込みやすいですし、3人がけですが、3人がけの真中は一番最後に埋まることが多いので、隣に人の座る確率はEよりも低いです。
夜は窓際に座っても意味がないし、混んでいるし、ビール飲んでトイレに行くとき人をかき分けて立たねばならないし、なので、通路側のC席を予約しています。D席も通路側ですが、経験的に隣の人が「ヘンナヒト」である確率が高いです。
D席はE席と二人がけなので、1対1の対立になってしまうのでしょうね。
C席であればB席が隣ですが、B席の人はAとCに挟まれているので心理的に弱い立場になってしまうようです。
新幹線車内では、周りのことは全く気にしない
見ているだけでも不愉快な人ってのも結構います。だらしない格好していたり、ペチャペチャと口を鳴らしたりする人たちです。
乗ったらアイマスクをして、音楽を聴いて引きこもってしまうことにしています。「見ざる、聞かざる」になってしまえばとても楽です。
アイマスクは寝なくてもしているだけで疲れが減ります。ボーっとしているだけでも、目から入ってくる情報を処理するのにかなり脳を使っていると思います。
イヤホンは騒音を減らす(ノイズキャンセリング機能付き)タイプがとても効果的です、最初に買ったものはいま一つでがっかりしたのですが、今使用しているソニーのウォークマンは雑音がかなり抑えられます。
乗っているの気が付きにくいですが、新幹線の走行中は、かなり大きな音がしています。
新幹線のひじ掛け争いをシャットアウトする方法
それでも嫌な目にあうことがあります。ひじ掛けは私の場合どうでもいいので、隣の人が使っても気にしないのですが、時々ひじ掛けだけではなく、こちらの席までひじを出してくる人がいます。
ひじのぬくもりが気持ち悪いので体を引っ込めるとさらにひじを出してきます。そんなときには最終兵器「固くて大きくて薄い本」を出して肘掛けに立てかけます。
これで気持ち悪い他人のひじのぬくもりを感じずに済みます。本は古本屋で探してきました。
固くて、大きくて、薄い本を探すのはなかなか大変でした。
読まれずにこんな目的で使われる本、かわいそうですね。
新幹線の運休に注意
新幹線には時々飛び込自殺をする人がいます。当然しばらく新幹線は止まってしまうので、たくさんの人が迷惑することになります。
最近たてつづけに迷惑をこうむる側になってしまいました。
一月ほど前のことですが、金曜日に帰省しようとしてJRの駅まで私鉄で出かけてゆきましたが、切符を買おうとしたら、「止まっている」といわれました。
「しばらく待てば動くから」というのでビール飲みながら待ちました。動き出したので乗ろうとしましたが、時刻表を見ると到着した先で乗り換える在来線がもうありません。仕方ないので寮に帰り、週末をフテクサレテすごすことになりました。
今考えると、このときは乗る前に判ったのでよかったほうでした。
一昨日のことですが、新幹線に乗っていて、ふと気付いたら止まっていました。 しばらく後アナウンスで「○×駅で人身事故・・・・」。 乗ってしまったのでおりることは出来ません。ようやく結局開放されたのは午前1時に東京駅でした。 JRの用意してくれた新幹線車両で夜を明かしました。 親切なJRさんはエアコンをつけっぱなしにしてくれたので、 寒くて一睡も出来ませんでした。
新幹線の車中泊対策
「休息用列車には急いで乗り込む」
休息列車にグリーン、一般の区別はありません。心地よいグリーン座席は早い者勝ち。 がんばって確保しましょう。
「三人がけ座席を確保」
3人がけ座席を占有できれば横になって休めます。二人がけではきつくて無理。 グリーン席が確保できなければ3人がけ座席を確保しましょう。
「毛布を確保」
夏といえども夜は冷えます。親切なJRさんはエアコンを つけっぱなしにしてくれるかもしれません。グリーン車には毛布がおいてあります。 席が確保できなくても毛布は忘れずに確保しましょう。
ちなみに私は3つとも全部できずにつらい夜をすごしました。
始発列車に乗る前に遅れて払い戻し対象になった特急券5000円ほどを清算しました。
清算窓口には長蛇の列が出来ていました。
残された遺族に請求される賠償金のことを思うと胸が痛くなりました(清算しましたが)。
請求される額はきっと億単位になるのでしょうね。
座席を盾にして身を守る
これは最近のニュースで紹介されていたものです。
新幹線の座席は、汚れたらすぐに交換できるよう、簡単に外せる構造になっているのだそうです。
車内で刃物を持った者が暴れだしたら、とりあえず座席を外して盾にしながら逃げましょう。
普段は外したらいけないので、試したことありませんが、ツイッターで拾った写真を掲載しておきます。
最終更新日: 2018-12-06 08:00:06