マムシに咬まれない対策方法
田舎なので家の周り、時には庭でマムシを見かけます。
一度座敷で、飼い猫がお土産に持ち帰った蝮に遭遇したこともあります。
写真は去年、中庭で日向ぼっこしていたマムシ。
近所で蝮に咬まれた人はあまりいないのですが、毎年数回は目にするので、噛まれないように気をつけています。
蝮よけの呪い(まじない)
現在90歳を超える年齢のおばあさんに教えてもらったまじない。
われゆくさきは
にしきまだら
いのしかのし
よんでとらせよ
あびらうんけんそわか × 三唱
唱えて歩けばマムシに咬まれることはないとのことです。
教えてもらったおばあさんも90年あまりの生涯で咬まれたことは一度もないとのこと。
マムシに噛まれない服装
草むらを歩くなら、長靴を履いていれば大丈夫。マムシは他のヘビと異なり、人が近づいても自分からは逃げないので、知らずに踏みつけてしまうことがあります。足首を噛まれるケースが多いそうですが、長靴を履いていれば歯は刺さりません。
上の写真は草刈り機で道の畔を刈っていて、気付かぬうちに頭を切り飛ばしてしまったマムシです。
田舎だと普通の道でもうっかり畔の草むらに足を入れないように気をつけなければいけません、マムシに噛まれてしまいます。
雑草の草刈りをするときは草刈り機を使うので咬まれることはないと思うのですが、
刈り取った雑草を片づける際に手で持つとき、ちょっと不安を感じます。そこで最近はニトリルゴムの手袋をして作業しています。
カニやエビを扱う水産加工の現場で使われる手袋で、突き刺しに強いのが特徴です。
趣味でミツバチを飼育していますが、他の手袋では針が貫通しますが、この手袋なら、ミツバチの毒針も貫通しません。
マムシの毒歯も同様に貫通しないかは、経験していないのでわかりませんが、普通の手袋よりは期待できます。
マムシに噛まれた時の対策
毒が回らないように傷の心臓側を止める。毒を吸い出す。のが基本。
咬まれた経験のある人に聞いたところ、
救急車で運んでもらう。
咬んだ蛇を捕まえて病院に持ってゆく。
の2点が重要だと教えてもらいました。
この人はマムシに咬まれたのち、たいしたことないと思い、車を運転して病院に行ったそうですが、途中で気分が悪くなり、休んでいるうちに到着が遅れてしまったそうです。
さらに、「蝮に咬まれたから」と説明しても、医者から信用してもらえず、図鑑を出してどの蛇か確認しているうちにさらに時間が経過してしまったそうです。
血清を注射するまでに時間がかかったためか、入院期間が長くなってしまったと嘆いておられました。
蛇を寄せ付けない方法
撒いておけば蛇を寄せ付けない、蛇用の忌避剤も市販されています。
我が家の場合、庭にも時々出没するので、こういった薬剤を使うのも一つの手かもしれません。
しかし、ほかに害が出そうで嫌ですね。
蚊取り線香に含まれるピレトリンは昆虫だけでなく爬虫類にも有毒とされるので、マムシも嫌避するかもしれません(想像ですが)。
マムシに限らず、蛇はジメジメしたところを好む傾向があるようです。餌のカエルとかが多いからかもしれません。薬剤を使うよりも庭の雑草をこまめに刈り取るなどして、
蛇の住みづらい環境を保つのがもっとも効果的かもしれませんね。
マムシが危険な季節
秋は危険だといわれていて、近所でも「秋になったから気を付けよう」という話をします。秋はマムシのメスがお腹に子蛇を抱えている時期(マムシは卵胎生)なので、子を守るために攻撃的敵になるのだと聞きましたが、本当かどうかは知りません。
ただ、秋に噛まれる事故が多いことは事実だそうです。
最終更新日: 2021-11-16 04:35:18