火星の衛星フォボス
フォボスはなぜそれほど暗いのだろうか。
フォボスは2つの火星の月の中で最大、最も内側にあり、全太陽系で最も暗い月です。
その異常な軌道と色は、それが氷および暗い岩の混合物からできており、捕らえられた小惑星かもしれないことを示します。
火星を背景に撮影した上の写真は、現在火星の周囲を回る火星探査衛星、マーズエクスプレスによって先月撮影されました。
その最大のクレーターが向こう側に位置していて、フォボスは極度にへこみ不毛の月です。
この画像から、フォボスは恐らく1mほどの砂で覆われていることがわかりました。
フォボスの軌道は火星に近いため、1日に二回、上空を横切るのを見ることが出来ますが、火星のある地域では、全く見ることが出来ません。。
フォボスの火星を回る軌道は、絶えず小さくなっています。恐らく約5000万年後、火星の表面にぶつかってしまうでしょう。
最終更新日: 2012-10-11 05:45:33