土星の4つの月
よく目を凝らせば、4つ目の月も写っていることがわかります。
一番大きく、遠くに写っている衛星は、タイタンです。これは土星系で一番大きく、太陽系内でも最大級の衛星です。
タイタンは永久に曇り空で、一面蜘蛛に覆われていますが、北極の辺りには暗い雲が見えます。
タイタンの手前で輝いている衛星は、ディオーネ。表面のクレーターや山脈も写っています。
画面の横切っているのは土星の輪。明るい環の途切れている隙間は、エンケの間隙と呼ばれています。
右端の環の外に写っているのは、直径が80Kmのパンドラ。隣のF輪を形作っていると考えられています。
4つ目のつきはどこでしょうか?
エンケの間隙の中に写っています。直系35Km のパンが小さく写っています。このパンは、エンケの間隙を維持する役割を持っているとされます。
最終更新日: 2012-09-20 19:53:32