降下するキュリオシティ
2008年に火星へパラシュートで降りるフェニックス着陸船を捕らえたように、火星探査衛星(MRO)に搭載されたHiRiseカメラは8月5日(PDT)に、キュリオシティ探索車が火星へ降下してゆく様子を捉えました。
ほぼ16メーター(51フィート)の広いパラシュートおよびそのペイロードは、火星の薄い大気を捕らえながら、
ゲールクレーター内のシャープ山横の平原を目指します。
写真撮影時、MRO探査機は約340Km離れていました。
MROの視点から、パラシュートは表面への角度で飛んでいます。したがって、キュリオシティの着陸地は画像内に写っていません。
この後、キュリオシティはワイヤーで吊るされ、スカイクレーンという手法で着陸しますが、この写真ではまだ探査車は分離されていません。
最終更新日: 2012-09-15 07:13:59