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和装もどき、尻端折り機能付き

新たに服を作りました。このデザインは4作目です。 毎回いろいろ直してきて、今回はほぼ最終形状。
デザインは、こんな感じで、羽織と組み合わせて「和服もどき」な着かたをします。いろいろ遊んでみました。
新作の服 新作の服


この服の特徴は前身頃です。左右の身頃をそのまま左右の肩に付けず、反対側まで持ってきています。
こうすると襟元を右前にすると褄下の方は反対の左前になってしまいます。左前はちょっと嫌なものですが、 この服ではあえて無視することにしました。逆にあえて裏地を見せるようにして褄下を強調し、 「着物ではありません」と解るようにしました。
布地はデニムを使い、裏地をうまく見せてデザイン上の特徴にしています。
あわせるズボンもジーンズにして裾をめくり、デザインの統一性をはかります。


着物のように帯は用いず、両脇を紐で締めています。紐の高さはちょうど臍の辺り。
和服では帯を腹の下で締めますね。なのでシルエットは和装ではなくて洋装のそれになります。
腰を締める部分


肩の部分はこんな感じで別布を使い、肩のラインに沿うようにしました
以前作ったものは、前身頃と後身頃を直接繋いでいたので肩がとんがってしまっていたのです。 これも洋服風ですね。
肩


型紙作り
型紙楽天 といっても、私の場合、CADが使えるので、パソコンで製図をしてしまいます。
まずはあらかじめ作ってある自分用の原型を置き、原型をなぞりながら、今回の服の線をひいてゆきます。
今回の服はかなりデカイです。
CAD内の原型 CADで作った型紙


普段であればこの後プリンターで印刷して型紙とするのですが...大きすぎるので、 一旦紙の図面で出力し、身頃部分は直接布に製図することにしました。
型紙製図


大きすぎてドラフターからはみ出すので、床において線をひき、カットしました。
布に製図 布に線をひく 前身頃 後身頃


肩の部材は曲線があるので、これだけ型紙を作りました。
肩の布部材の型紙


布を二枚重ねてカットし、端をミシンで縫いつけ、曲線部に切り込みを入れてから、 裏表をひっくり返して、
切り取った肩部の布 ともミシン 折り返し部の切り込み


アイロンがけ。その上で端にミシン楽天 をかけます。これで肩部分の部材完成。 これに前後身頃をつけます。
肩部分の布部材


前後の身頃を縫いつけた状態。
肩部分の布部材2


脇の下(といっても臍くらいの高さですが)は力がかかる部分なので、補強をいれ、 さらにその上に大きめのポケットをつけました。
わきの下 脇の下の補強 脇の下のポケット


脇にはさらに締め紐を取り付けて完成。
脇部完成


これだけではなんだか遊び足りないので、 腹の辺りの隠れる部分にポケットをもう一つ付けてみました。
これで「懐に入れる」動作が出来るようになります。
うん、これは面白い。
腹にポケット 懐に入れる


遊びついでに「尻端折り」も出来るようにお尻に紐を付けてみました。 お尻の紐で後ろの裾をひっぱり上げて尻端折りにします。紐は端折らないときは シッポとして機能します♪。
ところが...あれ!?全然うまくいかない。
いろいろ試してみたけどダメ、やっぱり帯がないと尻端折りはうまく出来ないようです。
尻尾 尻端折り 尻端折り


後から気付いたのですが、この服を着て便器に座ると尻尾が水浴びをして大惨事になりかねないです。
結局シッポは取り外すことにしました。


着て出かけると...すそ捌きが悪くて、足にまとわりつき、歩きづらいです。
なので後から裏地を付けてみました。腰より下の部分だけです。これですそ捌きがよくなり、 快適に歩けるようになりました。気に入ったのでもう一着作ろうっと。
裏地

最終更新日: 2011-01-04 19:49:22

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