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蝉の飼いかた、飼育方法

蝉は幼虫時代の数年間を地中で暮らし、夏に羽化して1月ほどの短い成虫時代を過ごし、秋の訪れを前に死んでしまいます。蝉の飼育方法について考えてみました。
羽化中のセミ

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セミはカメムシの仲間

セミはカメムシ目に含まれている昆虫です。共通する特徴は、口が針のようになっていることです。この口を使って樹液を吸ったり、動物の体液を吸ったりして生活します。
セミの場合、食べ物は木の樹液。
幼虫時代は土の中で、木の根に取りついて樹液を吸っています。成虫になったら木の幹にとまり、樹皮に穴を開けて樹液を吸い、栄養分をとっています。

セミの飼育は困難

幼虫は地中、成虫は1月ほどの命。エサは樹液...なのでセミを長期間飼育するのは困難といえます。
短期間、捕まえたセミを虫籠に入れて観察。その後弱らないうちに放す。という飼いかたが現実的だと思います。
長期間飼育するのであれば、「屋外飼育」という形で、思い切って樹木を覆った網小屋を建ててしまい、その中に放つくらいしかありません。蝶やカブトムシなど、他の昆虫も同じ方法で飼えそうです。

エサの工夫

枝にキッチンペーパーをまきつけ、水を含ませて飼育ケースに入れて吸わせれば、水分補給をさせることができます。砂糖を含ませるのも良いでしょう。

羽化の観察

羽化前のセミ 羽化したセミ

幼虫を捕まえて羽化を観察するのが、面白くてお勧めです。夕方捕まえて部屋の中で羽化の観察をします。何回かやってみたので、その方法を詳しく書きます。
○幼虫の出てくる時期
セミが鳴きはじめるころ。私の住んでいる場所では7月中旬です。セミの種類によっても違います。
○捕まえる時間
夕方6時ころ。私の住んでいるところではこの頃の日没時間は19時15分くらい。なので日没1時間くらい前のまだ明るい時間に探すとよいでしょう。
17時くらいには地中の穴から出てくるようです。

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○場所
セミのたくさんいるところは幼虫も住んでいるようです。
私の場合、柿畑があるので、自分の家の柿畑の中を探しています。夏はセミがたくさんいるのでとてもうるさいです。
木の幹の下の方を重点的に探して歩けば見つかるはずです。
セミの抜け殻

○観察方法
捕まえたら持ち帰って羽化を待ちます。木の小枝や草の葉にしがみ付いていたら(可能なら)枝ごと持ち帰るとよいでしょう。幹の場合は幼虫だけ持ち帰ります。
羽化直前の幼虫はもう動かないので、床に転がった状態で羽化させます。成虫が出てきて、足を動かすようになったら、枝などの棒にとまらせます。
羽化がまでもう少しかかりそうであれば、部屋を暗くして羽化が始まるのを待ちます。何匹か観察したのですが、明るいと羽化を途中であきらめてしまう?感じがします。
羽化は1時間ほどで終わり、羽の色が変わってきます。そのまま飼育ケースに入れて飼うか、止まらせた枝ごと外に置いて放します。

最終更新日: 2016-07-22 09:27:31

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