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洋裁CADを使った魚がま口、型紙の作りかた

魚型のがまぐちを作ってみました。型紙は洋裁CADで作りました。作りかたを紹介します。
魚型がまぐち

口金をCADに取り込む

がま口を作るのは今回が初めてなのです。
コツをネットで調べたところ、口金の外側の縁の長さと口金に差し込む布の縁の長さを合わせること、口金よりも布のカーブを広げることだそうです。
手で測っても良いのですが、せっかく自分で洋裁CADを作っているので、画像をCADに取り込めるようにしました(この機能はリリース5で追加します)。

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写真を取り込んでも、写真自体が歪んでいるので、正確には実物の形とは違っています...が、実際にやってみたところ、支障が出るほどではありませんでした。
真正面から撮影することと、なるべく遠くから、レンズを望遠にして撮影すると歪みが少なくなるようです。
また、下のように写真は方眼を背景にして撮影しておくと寸法がつかみやすいです。
CAD画像取り込み

がま口型紙の製図方法

基本的な考え方 まず平面図を側面図を描きます。 適切な位置に縦線を入れ、そこで切った断面図を書きます。 断面図の線の長さを型紙楽天 の幅とします。 下の図は灰色が側面。緑が平面、ピンク色が断面図です。 CAD画像取り込み

下の図がこれをもとに描いた型紙。紫色が背中側。灰色がお腹側。背、腹、左右4枚の型紙構成になります。
口金に挿入する部分は、長さを同一にして、形状は口金よりも広げます。
点線が元の口金の形状で、実線が型紙の形状です。広げた分、布が余って膨らみます。
この型紙ではさらに膨らませたかったので、ダーツを追加しました。
CAD画像取り込み

口金より広げるのは重要なポイントです。もし狭いと、当たり前ですが、寸法が足らずに口金に挿入できません。
同じ形状だと、太鼓の膜のようにピンと張ってしまい、中に薄いものしか入れられなくなります。

全体の形状ですが、先に作った断面の位置での幅をとって、この点を参考に輪郭線を引いてゆきます。
そもそも3次元の形状を2次元にするので、無理があります。なのでこの幅はあくまでも参考。

試作してみる

上の型紙になるまで、2回型紙を引いて修正しています。3回目が実際に制作した型紙です。
何度か型紙を印刷して貼りあわせ、形が妥当か確認する必要があります。やはり1回ではうまくゆきませんでした。
CADで作る場合、何度でも同じ型紙を印刷できるので手書きより有利です。また、洋裁CADを使えば、書き直さなくても寸法調整が出来、効率的に修正できます。
型紙の試作

上はその試作した型紙。奥から1回目、2回目3回目。
1回目は端にも棒にもかからない形状。2回目は全長伸ばして、背中を丸めてボチボチ。
3回目は幅を少し切り詰めてダーツを追加。
魚がまぐち試作

3回目に口金を付けるとこんな感じ。
以下制作過程
布の裁断 裁断すみ

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ミシン掛け ミシン掛け 裏返し前 口金取付前

で、完成。
魚型がまぐち

初めての制作でしたが、楽しんで作れました。もう一つ作ろうと思い、口金を追加で購入してしまいました。

最終更新日: 2015-10-26 21:10:01

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