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ネギの育てかた

ネギは古くから栽培されて来た野菜の一つです。
関東では白い部分(葉轄)を食べる根深ネギが、関西では葉の先端部まで食べる葉ネギがおもに栽培されています。
ネギは冬の野菜ですが、薬味として広範に利用されるようになり、1年を通じて栽培されるようになりました。
栽培の歴史が長いため、全国各地にさまざまな在来種があります。
京野菜の「九条ネギ」、群馬県下仁田町を中心に栽培され、短太で軟らかく別名殿様ネギとも呼ばれている「下仁 田ネギ」、茨城県では葉轄部が赤く軟らかい「赤ネギ」があります。
西洋ネギ「リーキ」は明治時代に日本へ導入されました。

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栽培時期

生育適温は15-25℃前後の冷涼な気候を好み、暑さは苦手な作物です。
春まき栽培、秋まき栽培がありますが、長さ50ほどの小(細)ネギで収穫する場合は、いつでも栽培が可能で す。

畑の準備
根の酸素要求度が高いため、過湿には弱いです。地下水位の低い、排水の良い畑で育てましょう。
植付け一ヶ月前に10平方m当たり、堆肥30Kg、石灰質肥料2Kgを全面に施し、深耕します。
基肥として 化成肥料を1.5Kg施用します。

育苗

苗床は、10平方mで育てる場合、2平方m程度必要になります。
日当りが良く、排水良好な畑にに床幅70cm、高さ8cmの苗床を作ります。種まきは条間15cmの条まきとし、薄く覆土して、十分水やりをした後、燻炭等を敷き詰めて乾燥を防止します。
春まきの場合はビニールトンネルで覆い、発芽を促します。発芽後、草丈10cmまでに密生部を間引き、軽く培土をします。

栽培方法

○小(細)ネギの直まき栽培
畔幅1.2mに条間15cmのまき溝を作り、播種します。発芽後は草丈15cmの頃までに2、3回にわけて、密生部を間引きます。
最終間引き後、土寄せをしておきます。
夏期ではは種後60日前後、冬期では100日前後で草丈50cm程度になるので収穫します。

○九条ネギを使った干しネギ栽培
仮植した苗を7月末から8月上旬に堀り上げ、2、3日地干し後、葉を束ねて日陰の風通の良い所で2週間程度干します。
8月下旬の定植時に葉を20p程度に切りつめ、枯れ葉を除いた後定植します。
定植前日に准水し、土を湿らせた後、親指ほどの太さの苗なら一ヶ所に3本、小指ほどの苗ならば5本植えます。
2条植ならば25cmの条間に株間cmぐらいにし、深さ5cm程度に植えます。
定植直後は水やりせず、土の湿りだけで発根をしてくるのを待ちます。新根が出始めてから水を与えます。
新しい葉が伸びてきたら土寄せを行い、合わせて10平方m当たり化成肥料を200g追肥します。
土寄せ、追肥は3回行い、最後の土寄せは防寒をかねてやや多めにします。

○西洋ネギ、リーキ
1m幅で深さ20pの植溝を作り、5cm間隔で一本ずつ植え付けます。
定植2週間後から2週間おきに、溝が全部埋まるまで土のけずり込みと同時に追肥を行います。
植付け2ヶ月後から3回程度土せと追肥を行います。
7月下旬からの高温乾燥期には水やりは不要です。
土寄せの土が不足している場合、ネギ周辺を波板で囲いをし、その中にモミガラを入れることで土寄せの代わりをすることができます。
最終の土寄せから30日ほど経つと、葉轄が軟白するので晴天時に収穫します。

ネギの病害虫

病気は黒斑病、さび病、軟腐病など、害虫はネギアザミウマ、ネギコガなどが発生します。
病害虫が発生したら早めに薬剤などで防除します。

最終更新日: 2017-01-05 11:17:35

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