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生姜の育てかた

栽培のポイント
生姜は種ショウガを購入して栽培します。
生育初期の2ヶ月は種ショウガの養分で生育するので、充実した無病の種ショウガ選びましょう。
連作を嫌う作物です。4年くらいはショウガを栽培していない畑で育てます。
根が浅く乾燥に弱いため、保水力のある肥沃地を選び、こまめに水やりするのが栽培のコツです。

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畑の準備
日当たりが良く肥法で耕土が深い畑で、水の手に入る畑が望ましい。
またショウガは生育期間が長く、生育初期2ヶ月位までは種ショウガの養分で生育するので、元肥はじっくり長く効く肥料をえらびます。
植え付け1ヵ月前に10平方m当たり、堆肥20Kg、苦土石灰を1.5Kg施して深耕し、土つくりを十分に行っておきます。
2週間前に10平方m当たり有機入り化成肥料1.5Kgを施し、土とよく混ぜた後、幅60cmのうねをつくります。

○種ショウガの準備
種ショウガは病気のない鮮黄色でつやがよく充実したものを10平方mあたり7Kg用意する。100gづつに分割して陰干ししておく。

栽培方法

○植え付け
植え付けは、畑が乾燥している場合はあらかじめかん水しておき、7~10cmの深さに溝を掘り、株間25cmで、うねと直角方向に植え付け5cm程度覆土する。
覆土が厚すぎると長脚形の塊茎となり、薄すぎると乾燥しやすく塊茎の肥大が勢る。

○かん水
ショウガは乾燥に弱く、畑が乾燥すると根茎の肥大が著しく悪くなるので、朝・夕の低温時にうね間にかん水する。
しかし長時間畝間に水をためると根腐れがでやすくなるので、排水にも気をつけ、水が溜まったままにならないようにする。

○敷き藁
乾燥を防ぐため、敷わら(敷草)をする。とくに水の便の悪い畑ではやや厚めにしく。
時期は梅雨明けを目安に、土寄せの後に行うとよい。

○土寄せ
土寄せは、根茎の肥大と品質の向上のために重要であるが、一度に多く行うと逆効果となるため、芽が2-3本出た時と、4-5本出た時を 目安にそれぞれ厚さ3-4cmずつ、 2回に分けて行う。

○追肥
追肥任は6月上中旬頃、8月中旬頃 の2回に分けて、それぞれ10平方m当たり有機入り化成肥料500gをうねの肩に施し、通路の土でおおう。
追肥は、土寄せと同時に行うと省力的である。
9月上旬ごろに3回目の追肥を行うと収量が向上しますが、生育後半まであまりチッソ肥料が効いていると、ショウガの充実が悪くなり、貯蔵性が劣ってしまいます。
特に種ショウガなど貯蔵する場合、追肥は8月中旬までとします。

○取穫
10月に入ると茎葉の生長は止まり、 塊茎の肥大もストップしますが、塊茎は硬く引き締まり充実してきます。
貯蔵するものは、霜が降りる前まで待って十分に充実させて収穫しましよう
貯蔵適温は14-16℃、湿度は90-95%である。18℃以上では発芽し、13℃以下では腐敗するので注意する。

最終更新日: 2018-12-20 08:02:12

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Author: Tomoyuki Ito

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