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果樹などの人工授粉をする方法

授粉は花の雄しべの花粉が雌しべの柱頭に付くことで成立します。
果実が実には、授粉して種子ができる必要があります。自然界では、風や虫が花粉を運び、授粉せますが、天候や虫の発生状況などの自然環境により不安定です。
またナシ、リンゴ、モモ、柿などの樹木の中には、 自分の花の花粉や、同じ品種の花粉では受精し果実を実らせることができない性質があります。
これを、「自家不和合性」といいます。

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人が果実をうまく実らせようとすると、異品種を混ぜて植えつけたり、人工授粉をしたりする必要があります。
人工授粉をすることで、木に確実に実を付けさせ、しかも大きく太らせることができます。

花粉の入手方法

ごく一部の果実では花粉が販売されていますが、それ以外では自分で花粉を調達して使います。
まず、蕾をたくさん採ってきます。これを2〜3mm目の金網に擦りつけて雄しべから葯を外してふるいにかけ、葯だけを集めます。
専用の採葯機も市販されています。
得られた葯を暖かい屋内に薄く広げておくと葯が開いて花粉が中から出てきます。役を開くための装置「開葯機」というものも市販されています。
この状態で細かいふるいを通すと、花粉だけを手に入れることができます。

花粉の保存方法

乾燥材と一緒に密閉容器に入れ、冷蔵庫に保管すると、7〜10日くらいは保存することができます。
冷凍庫を使えば翌年まで保存できますが、能力は落ちている可能性があります。
花粉は特に湿気と30℃以上の高温を嫌うので、保存の際は注意が必要です。

花粉を水増しする

そのまま使用するのが理想ですが、量が少ない場合は、市販の石松子で増量することもできます。最大10倍増量くらいでも大丈夫です。

人工授粉作業のしかた

着果させる花が開花して3日以内の温かく風の無い日、朝露の乾いた後の午前中におこないます。
透明なガラス瓶は直射日光で瓶内の温度が高くなりすぎる恐れがあるため、花粉の入れ物には不適です。不透明で中の温度が上がりにくい容器に花粉を入れて作業します。
ボンテンや筆を使って花粉をとり、花の柱頭に花粉を塗りつけます。雌しべの柱頭に付着した花粉が多いほど、大玉の果実に成長します。
開花にはばらつきがあり、授粉には天候も影響するので、安定した授粉をさせるためには、1〜2日後にもう一度授粉作業するとよいでしょう。
授粉前に不要な電を捨てる(摘蕾)しておけば、花粉の量を抑え、一つの実を大きくすることができます。
※ボンテンは、耳かきの反対側についている綿毛のような道具です。

授粉樹が少ない場合の人工授粉

栽培規模が小さければ、開花した花の花粉を、直接結実させる花の雌しべにつける方法もあります。
1つの花で10花ぐらいは授粉可能です。自家不和合性のある花の場合は、他の品種の花を使います。

最終更新日: 2016-08-31 14:22:14

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