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エダマメの育て方(栽培方法)

エダマメは、大豆の未熟なさやを収穫したものです。植物学的には大豆と同じものですが、栽培する品種は主に夏ダイズ型に属するものを利用します。
日長よりも温度の影響を強く受ける、早生種がエダマメ用として適しています。
収穫前のエダマメ

大豆は高温には耐えられますが低温には弱いです。特に霜にはきわめて弱い作物です。
発芽の適温は20~25度ですが、8度から発芽します。温度が低いと発芽までに長い日数がかかります。
湿害には弱いため排水が良く、保水力のある 畑が生育に適しています。

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枝豆用の品種

主体は夏ダイズ系の白い品種ですが、最近は食味の良い黒豆系や茶豆系の品種も栽培されています。
極早生種から晩生種まであるので。品種を組み合わせて栽培すると、長期間枝豆を楽しむことができます。

畑の準備

3~4年豆類を栽培していない畑をを選び、10平方m当たり堆肥20Kg、石灰質肥料1.2Kg、化成肥料300gを施しておきます。
耕起し、畝幅1.2m ほど(2条植え)で畝立てを行います。
収穫前のエダマメ

種まき

直播は霜の心配がなくなったのち、最低気温が15度くらいになった後を目安に蒔きます。
極早生種は種まき後70日、晩生種は120日で収穫となるため、収穫日から逆算して種まき日を決めます。
直播の場合
欠株を防ぐため、1カ所3~4粒を2cm位の深さに播種します。本葉が2枚頃に1カ所2本にします。
鳩害や発芽不良に備え予備苗を育苗箱などに播種しておき、欠株を 生じた時は本葉1~2枚頃までに補植します。
移植する場合
128穴セルトレイに1粒ずつ播種し本葉1~1.5枚程 度の苗を植えます。老化苗になると植え傷みが激しく生育不良になりやすいです。

生育中の世話

土寄せ・灌水・追肥は、倒伏を抑えるため、間引き時と草丈30cmごろに土寄せを行います。
エダマメの土寄せ

開花前の乾燥は分枝や節数を減らすことになり、これにより花数が減少します。
また、開花以降の乾燥は落花しやすく着英率が低下します。結実後は子実の肥大させるために獲水に努めます。
開花前から子実肥大期に肥料切れすると、落蕾、子実の肥大不良や莢色の低下を招きますので、
本葉3~4枚の時に10平方mあたり化成肥料を100g程度、開花期に200g程度、追肥を行います。

病害虫

病気:大きな被害を出す病気はない。
害虫:カメムシ類、マメシンクイガ、アブラムシ類の被害を受けやすい。

収穫

開花後40日頃から収穫期に入ります。収穫期間の幅は短く7日程度ですから過熟とならないよう気をつけます。
収穫の目安は、莢の部分が充実し、濃緑でツヤがあり、株の上部にわずかな未熟莢がある頃です。

最終更新日: 2016-08-29 08:41:43

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Author: Tomoyuki Ito

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