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化学物質過敏症の体験談

最近、香料などの化学物質に過敏になって苦しんでいる人が増えているそうです。
私もその一人で、1年半ほど前から辛い思いをしています。
私の今までの個人的な体験と対策を紹介します。
下の写真は、病院に貼られていた掲示で、ネットで拾ったものを使わせていただきました。(どこで見つけたのかは忘れてしまった)
増加する化学物質過敏症

「ご存知ですか?柔軟剤のにおいで健康被害を訴える人が増えています。 柔軟剤やシャンプー、香水などに含まれる香料は、化学物質過敏症やアレルギー、ぜんそく、咳喘息、 片頭痛、抗がん剤治療中の方などのつらい症状を起こす原因となることがあります。」

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最初の症状

寝ていると息苦しくなり、夜中に起きることが時々起きるようになりました。胸が痛くて呼吸が苦しくなります。
起きて水を飲み、しばらくすると良くなるので再び就寝。こんなことがだんだん頻繁に起こるようになり、 ついには寝ている間に加え、起きている間、仕事中も(つまり24時間)息苦しくなるようになりました。
唯一良くなるのは通勤中(外を歩いている間)だけ。それ以外の時間は常にマスクをして過ごす状態。

間違った対策

布団の中で悪くなったので、ダニアレルギーだろうかと判断しました。そこで使っていた布団を全て処分し、新しい布団を購入したした。
ところが、買った新品の布団はさらに刺激が強く、使えませんでした。
ちょうど寒くなってきたころなので、冬物の下着を出して着たところ、これも非常に刺激が強い(ヒートテックのような素材の下着です)。
ダニは洗濯しても繊維にしがみついて落ちないと聞いたので、下着にまずアイロンがけをしてダニを殺し、その後洗濯してみましたがまったく効果なし。
結局下着も全て買い替えました。下着の方はこれで一応落ち着きました。
布団は、帰省時に使っている羽毛布団の刺激が少なかったので、実家から送ってもらいました。
これで一応落ち着いたのですが、症状が消えたわけではなく、ほぼ一日中マスクをして過ごす日々は相変わらず続きました。
空気清浄機も購入/買い替えしましたが、全く効果なし。その時点で「原因はダニなどの埃ではない」のではないかなと感じるようになりました。

得られぬ理解

症状とならんでつらかったのが、医者の対応でした。
まずは近所の医院に行き、アレルギー検査をしてもらいました。結果は特変わったところなし。
大きな病院で見てもらおうということになり、紹介状を書いてもらい、「アレルギーに関して有名な」先生に診てもらうことにしました。
「会社に行くと胸が痛くなるのです」というと...「ああ、それは会社に行きたくない病ですね」という診断。
わけのわからない患者はめんどくさいから帰ってくれ、という対応。
医者は選ぶもの、といいますが、この時本当にそうだなぁと実感しました。
血液、心臓と肺を検査してもらい、異常はなし。「異常はないので正常だ」、病気にしてほしかったら他にもいろいろ検査してあげる。
異常が出たら病気だが、出なければ健康だ。
この医師はこんな感じで面倒な患者を帰しているようです。
とりあえずは異常はないし、その後の人間ドックでも異常はなし。 医者の対応も「面倒な話はしないでくれ」だったので、医者に相談するのはやめ、自分で原因を探すことにしました。

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小康状態

そうこうするうちに春になり、症状は急によくなりました。
原因は、風通し。オフィスの窓を1つだけでも開けると劇的に空気が変わるのがわかります。
自宅でも窓を開けることにしました。
不在の時も天気がよければ小窓を開けて換気扇を回して出かけるようにしました。
夏の間の薄着も良かったようです。
しかし...秋になり、職場の空気は再び澱み、不快な症状はぶりかえしてきたのです。

原因を見つける

原因の方は相変わらずつかめずにいたのですが、ある日ふと洗剤の匂いがきついことに気付きました。
試に洗剤を香料の無いものに変えたところ、症状が良くなりました。良くなると不快になるものが次々見つかりました。
シャンプー、ボディーソープ、どちらも無香料にしたところこれも大変効果的でした。
結局のところ主な原因は香料でした。
皮膚や服、頭髪に原因が付いていたので、どこへ行っても不快、周りのものに原因を探しても見つからないのは当然ですね。
ここへ至って「化学物質過敏症」という言葉を初めて知りました。アレルギーとはちょっと違うもののようですね。

ダメなもの一覧

それ以外にも不快になってしまうものはいくつかあるので列挙しておきます。
香料の入っているもの−洗濯洗剤、シャンプー、ボディソープ(香料の入っていないものは大丈夫)、化粧の濃い女性。
空気の澱んだ場所−職場のオフィス、電車、居室。フローリング、畳の部屋は比較的よい。カーペットの敷かれた部屋は刺激が強い。冬が特につらい。
新しい樹脂製品−新品の家電製品など。
モコモコしたもの−毛布、フリース、布団。綿、ウール、羽毛は比較的大丈夫。化繊で毛羽立ったものがダメ。
ヒートテックの下着−新品なら大丈夫。古くなった1シーズン前のものは強烈にダメ。

治しかたと現在の状況

結局のところ、刺激のあるものから遠ざかることしか手段はないようです。
私の場合、職場も電車もダメになってしまったので、ちょっと早いけど会社を退職することにしました。
家は築100年くらいの古い田舎の民家なので、そこに住めばひとまず症状は治まります。
ネットの情報では、しばらく離れていれば治ると書いてあるサイトもありましたが...どうでしょうか?
都会に住んでいて、若くてまだまだ働かなければいけない、という人が化学物質過敏症になってしまうと、本当に大変だと思います。 居場所がなくなってしまうのですから。

最終更新日: 2016-09-03 14:51:15

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