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3Dスキャナーの使いかた

ファブラボに行って3Dスキャナーの使いかたを教えてもらいました。その覚え書です。まだ十分に使いかたを習得していないので、習熟したらまた書き足す予定。
3Dスキャナ外観 3Dスキャナセンサー部

ファブラボとは

3Dプリンターなどの工作機械を備えたワークショップのこと。最近世界的に増えているそうです。
「作ること」を誰にでも開放するビジョンを掲げて、営利はあまり考えずに運営しているところが多いみたい。
私の通っているファブラボは、ファブプラザせとうち(Fab Plaza Setouchi Association:FPS=略称 ファプセ) というところです。岡山県倉敷駅から水島臨海鉄道に乗って20分ほどのところにあります。

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ファブプラザせとうちさんには、3Dスキャナ、3Dプリンター、レーザー加工機、デジタルミシン、その他の設備があり、講習を受けて使いかたを覚えると、借用することができます。

3Dスキャナと3Dプリンター

ファブラボには、従来からある工作機械もおいてはありますが、目玉は3Dプリンターなどの最新の機器です。
「使ってみたいけど、高くて買えない」という人が多いのでしょう。私もその一人。
3Dプリンターと3Dスキャナは用途が逆な感じの装置。プリンターは3次元のデジタルデータを、実際の物として作りだす。スキャナは物を3DD-他として取り込むものです。
3Dスキャナで取り込んだデータを加工して3Dプリンターで出力することももちろんできます。

3Dスキャナと3Dプリンターの用途

3Dプリンターーの方は、仕事でよく使っています。最近は3Dプリンターがないと仕事がうまく回らないくらい。
樹脂製の小型家電の設計をしているのですが、樹脂筐体の試作に使っています。
試作品を造形して、デザインが思惑通りか、スイッチの押し感や動作の確認、組み立て易さの確認など、3Dプリンターを使うと計り知れないくらいの大きな効果があります。
3Dスキャナーの方は...仕事では使ったことがないです。

では、ファブラボで個人が3Dプリンターや3Dスキャナーを使う用途は何があるでしょうか?
残念ながらあまり無いような気がします。
3DスキャナはPCにデータを取り込んで加工してからっプリンターで出すくらい。
3Dプリンターでの造形物は、残念ながら脆かったり、耐久性が劣っていたりします。
造形物を型にとって、別の材料で形状を写し取るとかしないと、難しいかな。
今回一緒に受講した人たちも、「こんな用途に使いたい」という目的を持っているというよりは、「面白いから使ってみたい」という感じでした。
ファブラボは現在話題になっていますが、長く続けるには、「用途」を開発する必要があるかなと感じます。

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私の目的ですが、自分の体をスキャンするのがとりあえずの目的です。
PC内で自分の形状の洋裁ボディを作り、洋裁CADで製図した服を着せてみたいというのが遠い目標。

3Dスキャナの初期設定

最初に初期設定の仕方を教えてもらいました。
目的は、接触センサーの精度確認と、非接触センサー(レーザー)の調整です。
まずは接触センサーを初期化します。センサーの先端は球になっているのですが、これば削れたりかけたりすると正しい精度が出ません。
穴に球を乗せ、グリグリ動かして球の表面が正常であることを確認します。
3Dスキャナの初期設定

次にレーザーの調整をします。基準平面を準備し、初期化済みの接触センサーで平面を測定したのち、この平面にレーザーを当てます。
なので非接触センサーの調整の前には必ず接触センサーの初期化が必要。
十例の測定機器だと平面だしとかしますが、データーをPC内に取り込んでしまえば傾き調整などは自由自在なため、3Dスキャナーの場合はほとんど意味がないそうです。
なので初期化に使った平面上に測定物を置いて測る必要もないそうです。
3Dスキャナのレーザー

レーザーでスキャン出来ないもの

当たり前ですが、光を透過したり、反射するものはダメ。試に金属フレームの眼鏡をスキャンしてみましたが、全く計測できませんでした。
こうしたものをスキャンする場合は、粉をふりかけたり、塗料を塗ったりして光を乱反射させる必要があります。
水は光を通すので、水槽の中の物とかもスキャンできるそうな。試してないですが、コップの中の物とかスキャンしたら水で歪んで面白いものが出来そうですね。
スキャンしやすいものは、布のような反射をするものだそうです。表面が荒いと、計測誤差も大きそうですが。
スキャン対象 スキャンしたデータ

データの保存形式

スキャナはPCに接続し、アプリを使ってデータを取り込みます。生データのままでは後加工が大変なので、ざっと修正してから保存します。
保存形式はSTLでした。STL形式のデータなら、そのまま3Dプリンターに入れることができます。
個人的には点群データPTS形式が欲しかったのですが、今回の受講ではそこまで踏み込んで聞けませんでした。

最終更新日: 2015-10-22 21:03:55

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